概要

はじめに、この記事はWEB、SEO初心者や経営者の方向けの内容で構成されており、経験者やベテラン担当者の方は既知の情報になるかと思います。

WEB関係者や自社ホームページをお持ちの方なら「SEO（エスイーオー）」というフレーズを聞いたことがあると思います。
もし、これまで聞いたことが無かったとしても、今後知ることになるであろう要素です。
知っている方でも「何かわからないけどとりあえずやっておけば良いんだろう」と誤った認識の方もいると思います。

この「SEOでホームページアクセスアップ頑張る塾」では、SEOを全く知らなかった方や、SEOを知っているけど上手に活用できていないという方向けに、基本的な情報から実際の活用方法等を数回にわたりご紹介したいと思います。

SEOとは

SEOとは「Search Engine Optimization」の略であり、「検索エンジン最適化」という意味になります。
検索エンジン最適化とは何ぞや？と思う方もいるでしょう。
それでは、「検索エンジン」とは何かを確認しておきましょう。

検索エンジン

私達は通常、特定のホームページや情報を探したい時に、その対象と関連がありそうなキーワードをもとに検索します。
その指定されたキーワードをもとに、関連のありそうなWEBサイトを探し出し、私達に一覧として表示し紹介してくれているのが「検索エンジン（という仕組み）」になります。

検索エンジンの最適化

次に「検索エンジンの最適化」についての確認です。
最適化という言葉も普段の生活では聞きなれない言葉だと思います。
検索した場合、検索したキーワードによって関連性の高い情報（ウェブサイト）が表示されますが、「関連性が高い」と判定される基準は、その検索サービスにより異なります。
自身のウェブサイトもその判定基準のもと、評価されて然るべき順位で検索結果に表示されます。
ただし評価される際に、そのウェブサイトが制作途中のものでも、めちゃくちゃな状態でも世に公開されている以上は、その状態で評価されてしまいます。
評価されるなら、最良の状態・コンディションで評価されたいと思うのが一般的な考えだと思いますが、その最良の状態にすることを「最適化」と表現しています。

つまり、「検索エンジンからの評価に対して、ウェブサイトを最良の状態にする」という事が、「SEO(検索エンジン最適化)対策」になります。

なぜSEO対策が必要か？？

まず、そのウェブサイトの対象が新規のユーザー（お客様）か既存のユーザー（お客様）かによって、話が変わってきます。
例えば、ホームページを作成した場合、あなたのホームページを知っている人なら、URLを直接入力したり、ブックマーク等で直接アクセスできると思います。
ですが、あなたのホームページは知らないけど、あなたのホームページに”掲載されている情報を求めている人”は、検索サービスの検索結果等からアクセスするしか方法がありません。

前者は既存ユーザーの話で、後者は新規ユーザーの話になります。
新規ユーザーは「検索サービスの検索結果に表示されたあなたのウェブサイト」からでないと、あなたのウェブサイトにアクセスすることができないということになります。
どれだけ有益な情報やサービスを提供しているウェブサイトでも、誰にも認知されなければ意味がありません。

つまり、SEO対策というのは、「あなたのウェブサイトが検索サービスの検索結果に表示され、アクセスしてもらう」ために必要なのです。
もっと深く言えば、「検索結果の上位に表示されることにより、アクセスしてもらう可能性を高める」ために必要なのです。
※一般的に、ユーザーは検索結果の数ページ（1位～20位、良くて30位）くらいしか見ないと言われています。

まとめ

SEOとは

→検索エンジンからの評価に対して、ウェブサイトを最良の状態にすること。

なぜSEO対策が必要か？？

→あなたのウェブサイトに検索結果からアクセスしてもらうため。

SEO対策は、ホームページをユーザーに閲覧してもらうために必要不可欠な要素ですが、「必ずコレを行ったら順位が上がる」といった魔法の手段ではありません。
また、あるウェブサイトで行った施策が必ずしも別のウェブサイトに効果があるとは限りません。
きちんと理解した上で1つ1つのウェブサイト、想定しているユーザーや目的に合わせた対策を行う必要があります。